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3月 札幌市内百貨店アパレル店舗のリニューアル

今回の工事概要は協力業者として、本州の内装会社さんよりお手伝いをさせて頂きました。

(既存店舗の解体〜テナント店舗の新装工事)
仮設工事と解体
:閉店後仮囲いをして既存のお店の造作物を取り壊し、搬出産廃
]
床材を剥がしてコンクリート出しまでにしていきますがなかなか元の床がガッチリついていて剥がれてきません。
機械を使ってがっちり絶対剥がしていきます。

壊してさっぱりした段階からいよいよ新たなお店を作ります。
造作間仕切LGS工事
壁のフレームを立てていきます。

躯体柱のよこに、95センチの内寸のフィッティングルームの更衣室を作る為

レーザーで正確に壁の立てる寸法の位置出しをして立て込んでいきます。
[
この赤いレーザーのラインが部屋の内側の壁となります。
この電子工具により、かなり精密に寸法が出せるようになり工事には欠かせない電子工具となっております。
このレーザー工具により天井のダウンライトの穴が更衣室の真ん中にあいてるか判断できます。
この位置がずれていると部屋の照明がきちんと真ん中に光が当たりません。



こういう電子道具が発達し続ければまだまだ中国等のアジア近隣諸国に技術的に負けない
きめ細い精度が高い、インテリア工事が出来ると思います。
同時に天井は照明器具の穴明けが進んで行きます。

次は内装仕上工事:(クロス)をパテ下地処理を行い後貼っていきます。

クロスを貼り終えると壁が真っ白くなりここで大分出来上がり感が感じますが逆に傷ついたり汚れに注意を払わなければいけません。
]
内装仕上げ工事を終えると家具をセットして
[
床仕上工事:床材を貼り終えると

ガラス工事:カガミやガラスを搬入して取り付ける。
ガラスの什器もひとつひとつ段積みしては接着してのガラス陳列台(アパレルにあるガラスだけの陳列家具です)
]
レベルがどうかと計りながらすすめます。5ミリ3ミリの世界です。
ちなみにガラスの厚みは10ミリと厚みが厚めです。
厚みがあると高級感が出る為です。
この青い照明器具は、
このランプの照明から出る紫外線を当ててガラスの接着材を固めるのに照てています。
ガラス屋さんの必需品です。
[
そして什器工事と電気工事
:家具の数センチの隙間に間接照明の光をセットしていきます

色は電球色です こちらの光はLEDの電球色
こちらも...
隣面の4方グルリの家具のうしろの間接照明は
蛍光灯での電球色(住宅ではこんなに間接照明はつかわないでしょうね...)
見た目には、LEDも蛍光ランプもさほど見た目的には変わりはありません。

このこもれびのような光が、演出性を高めてくれています。
こうしてお店のインテリアがまたひとつできました。
こちらは、下請け請負工事の為完成写真は控えさせていただきますが、
こちらの工事半分以上が夜8:00〜翌朝3:00とか5:30でした。
この時間はやっぱり眠いのと、施設をよごさないようにと厳重に注意を
払わなくてはいけないのが百貨店の内装工事です。
ちょうどこの完成間際に東日本大地震が起こり
携帯がつながらない、建材が届かない、飛行機が飛ぶのか
混乱を招いていました。
現在も 建築資材の供給不足や運送の制限など
課題が山済みです。


1日でも早く 地震被災地の正常化が進むとよいのですが...

当社も会社の袖看板の電気のブレーカーを切りました。
こんな程度しかなかなかできませんが、少しでも出来る範囲でと
思っております。
ではまた今度(++)。

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札幌市内百貨店 服飾フロア内装工事 

工事期間:3月6日〜3月15日 9日間

床面積:53.2平米 16.1坪

設計:東京都の設計事務所

施工:大手内装業者の大阪支店
    の協力施工が当社の範囲