先月、お電話でお問い合わせが有り
現在工事中の現場に天井に支給する材料を貼るしごとができないでしょうか？
という特殊な表装仕上のおしごと。
それで施工の日が今日の今日なんですよ…。
その日が平日最終の金曜日
こんな電話から始まりました。
まずは現場で話を伺いに
話を聞くとできれば建築工程の関係上、
急な依頼ですが本日夜間掛けても、
明日朝で完成させて頂きたい との事
職人を、4人から5人の2日位の仕事だろうか...
当日の今日夜からは、
やっぱり人の確保できずお断りのお電話…
すると明日と明後日の2日でお願いできないでしょうかと再打診。
みんな断られっぱなし、できれば人道的に何とかしたいとお願いをして
仕事に挑んでくれたH君、いけそうですと吉報のお知らせから始まりました...
その日で人の確保と現場調査して段取り
このようなデザインを...
木の薄皮風な材料5種類を、現場の天井にパターン貼りを、
して１つの大きな木を描くという内容
実際にサイズがあっているのか曲がらないか、不安が残るしごと
データーを頂き、実寸大の型紙を作成し、図面どおり描けるか検証しながらの施工
（工事中...）
計画図
デザイナーのイメージがこちら
５つの木が絡み合い１つの木を描く。
着工前
こちらが部屋の入口より
養生をして取り掛かる
工事開始
天井に制作をした型紙をあて、貼り合わせ墨ラインを描く
進行風景
1枚目貼って、
どうあっている？
声の掛け合い
数ミリ角度がズレると最後で数センチとなる為,
最初が肝心
床で材料確認
支給の材料を床に並べて点数とカタチを確認
なんとなくすすんで
貼りなれると以外とスムーズ
図面もカットされた材料もほぼ図面通り正確
絵になってきた...
天井の点検口に開閉に問題ないように
全景がみえてきた(°д°)
貼りあがり、
貼り上がり後は、木の間を塗装業者さんが白く染めるとのこと
そっちの方が大変そう...。
木の模様に色がはみださないように
マスキングを貼って塗ったと思います...。
最後におおきなアートが完成しました。
後日デザイナーさんより
完成しましたよ
と完成写真をメールで頂きました。
商業施設でしか、なかなかない味わえない仕事でした。
お仕事ご紹介いただいた、
Iさんありがとうございました。
